不動産会社様よりの依頼で・・・
いつもお世話になってます不動産会社様からのご依頼で、
管理している物件のエアコン点検に伺いました。
エアコンが付いてるのはオフィス事務所でした。
入居者様がご自身で購入し、他の工事屋さんで
エアコン工事をしてもらってたそうです。
”冷えが悪く”
以前、入居者様が直接メーカー修理を依頼しており、
エアコンもほぼ新品であったため、メーカー様の
好意により”本体新品交換”をしていただいたとの事でした。
本体を新品に交換しましたが、ガス抜け症状がみられたため、
ガスを閉口して、メーカー様より
取付工事の改善を指摘されたようです。
取付した業者に連絡を取っても点検訪問もしてくれず、
今回、不動産会社へ相談があって、私が伺うことになったのです。
室内機本体が2階オフィスで、室外機本体は屋上に設置。
天井裏より屋外パイプ管内を経由して屋上
まで接続配管が立ち上がってる隠蔽配管でした。
私が伺って、室内機本体と室外機本体、接続配管ルート等
いろいろ点検確認いたしました。
正直言って、建物の既存設備である、この隠蔽配管への
エアコン本体の繋ぎこみ(接続)は、経年による
接続配管(電線含む)の劣化を考えた場合、おすすめ
できません。
私なら、新規配管に交換して、室外機の設置場所の
変更も含めて、工事内容の変更を提案して、打ち合わせ
させていただきます。
経年劣化の可能性の高い部材への安易な繋ぎこみ工事は
ガス漏れ等のリスクが高すぎます。
こちらが屋上に設置の室外機です。
室内機本体を外して”ビックリ”です。
冷房運転で除湿した排水を壁内の塩ビ配管にための
排水ホースが”何を躊躇することもなく”
差し込まれてました・・・。
こういった”先行配管(隠蔽配管)”設備への
エアコン室内機取付工事は、
〇ガス漏れ
〇排水漏れ・・・等々
後の施工不良を起こさないように
細心の注意をはらう工事ですが・・・。
この施工業者は酷いものでした。
私に不動産会社様からご依頼の電話が入った時に、
この現場のエアコン本体価格と工事費用が、
適正なものかどうか!?
教えてほしいと、質問を受けました。
もし、自店だったら、
他の一般的な電気屋さんがいただく金額なら・・・
この業者の請求額は、
ハッキリ言って”適正価格”とはいえない金額
だったので、正直にお伝えしました。
”完全なぼったくり業者”でした。
今回、この現場の状況、作業の内容をみさせてもらって
私が電話でお伝えした通りの
”ずさんな工事で適正外の高額な請求額”であった事、
”完全なぼったくり業者”
であった事がはっきりしました。
とにかく、改善の必要があるので、お打合せのうえ
お見積り致しました。
万全な準備と、作業訪問のお時間をお約束して
次回改善工事に伺います。