28周年に感謝です！

1995年5月1日
【としお電器】開業しました。
ダブルのスーツを着て～
初めてのお客様をお迎えします・・・。

ご来店第1号は近所のおばあちゃん。

ドキドキとワクワクの気持ちでスタートした
あの日の事、
今でもハッキリ覚えています。

元々は小さな貸事務所の広さしかないところに
超少ない商品を並べながらも、ほとんどが
”カタログ販売”なお店でした。

看板も当時で言えば、
ナショナル、東芝、日立、三菱、シャープ、サンヨー・・・etc
どれをあげるわけでもなく。





”全メーカー家電販売・修理”
”としお電器”

でした・・・。

どこかのメーカーブランドの看板を選択すれば、
そこの専門店になるような印象が私的には嫌でありました。

開業して間もない時には、
FC（フランチャイズ）加盟店へのお誘いもございました。

ナショナル/パナソニックチェーン〇〇店
※お誘いを受けたのは別の某メーカー

勧誘してくれるメーカーのお偉いさんからは～
認知度が０ゼロで、ベテランでもなく
若輩な若者が始めたばかりの店！？

それより、
信頼あるメーカーブランドのFC（フランチャイズ）のお店として
ビッグネームを掲げて商売をする方が
優位じゃないか！？

何度も勧められた。

でも、当時の若かりし私はそのお誘いを完全に拒否した。

”自分のやり方でやりたいことをする”
それしかなかった・・・。

メーカーのお偉いさんも、
『このFC（フランチャイズ）のシステムはベテランの電気屋さんにも、
好評で、将来的にも期待ができるとして、長年の看板を下ろして
こちらの看板に移行する先輩方が多いのに、何故！？
お店を始めたばかりのあなたが看板（としお電器）に拘るの！？』
そう何度も言われました。

私は若輩ながらもお偉いさんにこう言い返す
『いやいや、としお電器っていう看板が大事なんです。それでやってみて・・・
ダメなら辞めます』
※自分の考え曲げて、何が何でもしがみつくような事までやるつもりもない。

続けて～こう話した
『自分でこうやりたい、ああやりたいと思ったから前の会社（電気屋さん）をやめたんです、
若いから、高い車を買う代わりに自分で（商売を）はじめたぐらいで十分なんです』

あまりにも無謀な若輩者の反論に
メーカーのお偉いさんはこんなことを
私に諭し始める・・・

FC（フランチャイズ）のお弁当屋さんを例に挙げて、
有名なお弁当屋さん（フランチャイズ）と
全く無名なお弁当屋さんがあったら、
どちらで買いますか！？

そんな質問をされました。

私は迷わず、
全く無名なお弁当屋さんでも、美味しそうだったら
そちらで買います！
※味だけじゃなく、お店の人、お店の雰囲気が肝心だと思うので。

お弁当の例えはどうかなぁ！？
そう思いながらも、即答したのを覚えてます。

他の店とうちの店（としお電器）で販売する
同じメーカーであり、同じ型番のテレビがあったとして・・・
うちの店（としお電器）で販売するテレビでは赤が鮮明に！
でも、他店で販売のテレビでは青が鮮明に！

・・・それってありえないでしょ！？

お弁当で比べるところの味！？
もし、
家電商品で味比べするのなら、

”値段とサービス”しかないと思ってます。


安いからあそこで買うのか？
高くてもあそこで買うのか！？

それが、
そのお店の味じゃないかな！？

そんな風に思うのです。

28年かけて、
としお電器はどんな味になってるかな！？

お口に合わないお客様もいると思います。
としお電器の
この味にドハマりなお客さんもいてくださいます。
感謝感激です！

お客様のご要望にも耳を傾けながらも、
しっかりと、この味を守りながら、
29周年、30周年に向けて走り続けてまいります！

これからも、
宜しくお願い申し上げます。