調剤薬局様でのエアコン工事&天井埋込換気扇工事

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こちらは、6月の中旬頃に訪問した
調剤薬局様でのエアコン工事と天井埋込換気扇工事
の現場になります。

いつもお世話になってる建築会社様からのご依頼でした・・・。

お客様(患者様)の待合スペースを区切るカウンター部に
コロナ渦の対策用のシールドをしているので、
本来なら待合室に向けたエアコンの冷風が届かない・・・
そんな状態になってました。

建築会社様の提案から、
エアコン室内機本体を待合スペースへ移設して、
あわせてその冷気を天井埋込換気扇より吸い上げてダクトで
薬局カウンター側へ送るという案でした。

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設置済のエアコン室内機本体をポンプダウン(ガス回収運転)して、
取外しました。
貫通穴は専用のプレートで穴埋めしました。
エアコン専用コンセントも移設して、プレートで塞ぎました。

待合スペースへのエアコン室内機の設置位置は
トイレ洗面室と待合スペースとの間仕切り壁の面へと
建築会社様からの指示です。

室外機までの接続配管や電線、排水ホースはトイレの天井裏
からの隠蔽工事になります。

トイレ天井裏を経由して屋外までの
排水処理の傾斜には難がありました(-_-;)

除湿した排水を自然こう配(傾斜をとってやり)流すため
エアコン室内機本体の位置は出来るかぎり天井近くまで
上げて取付する必要があります。
※エアコン室内機本体の底面がトイレの天井部より上にならないと、
 排水の傾斜がとれません。
 トイレの天井裏に向けての穴あけが、
 トイレの天井位置より出来るかぎり
 上部にあけないと排水が流れません・・・。

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↑↑↑
こちらが限界の位置までエアコン室内機本体の取付位置を
調整した完成画像です。

エアコン室内機から吹き出した冷気を吸い上げるための
天井埋込換気扇も新設しました。

※エアコン室内機から吹き出した冷気を天井埋込換気扇に
 吸い込みを誘導するための補助的なダクト工事は
 建築会社様の方で手配済でした。


ちなみにトイレ天井裏の隠蔽配管工事はこんな感じでした
↓↓↓
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接続配管(ガス配管)は傾斜はかんけいありませんが、
ドレン(排水)ホースは屋外に向けて傾斜をつけないと、
排水が流れません・・・。

必要最低限に天井の桟をカットして排水ホースの傾斜(段差)
を屋外に向けて調整していきました。
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屋外へ向けての穴あけでさらに段差をつけました。
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こちらが天井埋込換気扇用のスパイラルダクトの様子
↓↓↓
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トイレ洗面室との間仕切り壁へのスイッチ配線も仕上げて、
エアコンの試運転と、天井埋込換気扇から吸い上げた冷気が
ちゃんと薬局カウンター上から吹き出ているか!?
チェック致しました。

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↑↑↑
いちばん心配でもあった排水もしっかり屋外へ流れ出てます。

今回の現場では、
〇エアコン室内機本体を移設
〇天井埋込換気扇を新設
〇吹き出し用のスパイラルダクト工事
〇エアコン専用コンセントを移設
〇天井埋込換気扇用電源とスイッチ配線

でしたが、すべて無事に上手く仕上がりました(^^)/





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