エアコン室内機からの異臭改修工事④

2階外壁の改修を建設会社の方とお客様と私とでお話中
建設会社の方がこんな事を・・・

建設会社の方「あ~出窓の事考えんと穴あけしたんやな~」

私「・・・・」

建設会社の方「普通はそのまま(屋外へ向かって)穴あけるからな」

私「????」

お客様にお話しましたが、本来エアコン工事でコア抜き(穴あけ)
する時は・・・

穴あけする内壁部裏に柱や筋交いは無いか?
確認するのは当たり前な事です!

私は建築図面があれば確認します。
さらに、コア抜きする前に長いビスで突いてみて内壁部を探り、確信してからコア抜き(穴あけ)をします。

柱や筋交い意外にも、電線やフレキ管等がある場合もありますからね。

そして、屋外(外壁部)はどの辺に穴があくのかも確認します。
排水のための傾斜具合、仕上がり(美観)も想定したうえで
やっと、穴をあけます。

この現場の場合、安易に穴あけしたとしか思われません。
しかも、お客様宅は2×4工法の建物だったのですが、
2本の建材を重ねた部分である通常の間柱的な部分の半分を
コア抜き(穴あけ)されていました・・・。

内壁をコア抜きする前に確かめることも可能だったとも
思いますし、柱を抜いてしまわずに交わす事も可能だった
とも思われます。

お客様に状況を確認してもらって、どのように回避して
穴あけをするかの説明も必要だったと思いますね。

お客様からは、作業員からは取付にあたり
何の説明や相談もなく作業を完了して帰ったそうです。

今回の作業を終えて私が帰る際に・・・

「まだ、早い段階で発見できて本当に助かりました」
とお声もいただきました。

あのままの状態でモロに雨が外壁から浸水し続けていたら
大変な事になっていたと思います。

工事する者としての、人間のモラル大切です!

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