エアコン工事

エアコン先行配管からの付替え工事(TDMメンバーさん)

本日はTDMメンバーさん(うちのお客様)お宅にてエアコン付替え工事
をやっております。
和室のお部屋、内壁の隠蔽部のビルトインエアコンをご使用しておられてました。
経年等で新品エアコンを当店にてご購入検討いただき、交換をご希望との事で、
ご連絡をいただきまして、
前回下見にお伺い致しました。
先行配管されてる工事、ビルトインタイプの既存エアコンでございました。
エアコンを取付けるお部屋の位置であったり、
仕上がり上での美観を考慮して、
エアコン室内機と室外機を接続するための
電線、ガス管、排水ホースを建築段階(内装工事の途中)に、
先行して工事を行うことで、先行配管工事とか、
隠蔽配管工事と呼んでいます。
お客様宅の既存エアコンはビルトインタイプなので、
一般的には和室のお部屋に多く、押し入れの上段部の天井面が
点検口になっていて、そこから
壁裏のスペースに設置された室内機側の接続等の作業、交換する
本体の出し入れを行うのですが・・・!?
壁が完全にふさがれています!!
隣のお部屋部は脱衣室であり、そこからも点検口等は
見当たりません(-_-;)
・・・って事は、
エアコン工事の完了後に、次回エアコンのメンテナンスのために
必要な点検口等を設けることなく
内装工事が完了したことになる。
既存ビルトインエアコンが完全に封じ込まれてます(-_-;)
本来ならありえません(-_-;)
なので、既存ビルトインエアコン(室内機)の撤去は不可。
・・・ってことは付替え工事もできませんので、
新規にこの部屋へエアコン取付する場合は
別の位置への検討が必要になります。
新たに、外壁へ穴あけ(貫通穴)しての
工事になることを下見で説明させていただいておりました。
内壁・外壁部をドリルでコア抜き(貫通)~
屋外用化粧カバー取付して、
分電盤からのエアコン専用電気回路配線の
ケーブルを貫通穴より、
室内へ挿入します。

せっかくなので、追加するエアコンの専用コンセントは
埋込タイプにしました。
この時、運転の妨げにならない、次回買い替え時のことも考えた位置にコンセントを設けました。
↓↓↓

※仕上りをイメージして、他のスイッチやコンセントと同じ色プレートにしました。
室内機を取付けて、
接続配管、電線等を屋外化粧カバーへ収めていきます・・・

※こちらは建物西側の方位なので台風による大雨の心配はそれ程はないものの、
しっかりパテ埋め&コーキングのW処理をしておきます。

ドレンホースは直下へ落とし、それ以外は化粧カバーに収めて
建物の裏側に設置予定の室外機まで!

脱衣室にある分電盤にエアコン専用電気回路を1回路増設して、
それより屋外へ配線を取り出しました。
外壁部は塩ビ配管工事を施し、屋外化粧カバー内へ電線を
挿入していきます・・・。

室外機と室内機側からのガス管、電線を室外機本体へ接続して~
真空引き→機密テスト。
※ガス漏れの可能性がないかもこの時チェックができます!

問題もなさそうなので、試運転しながら
お片付けです!
既存エアコン(ビルトインエアコン)の室内機は撤去不可でしたが、
お客様のご要望もあり、室外機の撤去だけさせていただきました。
※運転ができる状態でしたので、ガス回収運転をして撤去。
電気工事も含めて、お時間をしっかりいただきましたので、
十分なご提供ができたと思っております。
ありがとうございました(^^)/